SEはブラック企業が多い？その実態はいかに。

美容師さんとの会話で、「お仕事何されてますか？」という会話をした時の話です。

美容師さん：「お仕事何されてますか？」

僕：「はぁ。システムエンジニアです。」

美容師さん：「あー！システムエンジニア！聞いたことあります！『給料がいい。』とか『ブラック企業が多い。』とか。」
（『給料がいい。』はさておき？）やはり、世間一般のSEに対するイメージは「ブラック企業が多い」とか「連日徹夜」のイメージなのでしょう。IT業界に就職して十数年、正直に言えば徹夜も休日出勤も何度か経験してきました。

ただ、正直な話、僕はSEが特にブラック企業が多いとは考えていません。（恵まれているのかもしれませんが。。。）

むしろ他業種に就職した友人・知人の「店長に殴られた（！？）」とか「むりやり飲み会で酒を飲まされた（！？）」
という経験もしていないので（挙げた例は大分極端ですが。。。）社会人としてはそれなりに平和に過ごせて来たと考えています。

では、何故、SEばかりがブラック企業が多いと言われているのでしょうか？おそらく、その理由として考えられるのは

「徹夜」
「高稼働」

のイメージが強いという事にあるのでしょう。
ですが、まず「徹夜」に関してですがサービスのリリースが夜中（サービスを止めてもユーザー影響が少ない時間帯）に行われることが多いので、そのせいもあるかと考えています。

そして「高稼働」についてですが、以前、「SEを目指す人が知っておきたいたったひとつの真実」でお話ししましたが、会社によっては社員一人一人の負荷が高くなりがちな会社もありますが、最近は「ワークライフバランス」が求められる風潮がある為、「定時退社（いわゆる定時ダッシュ）」する会社も少なくないでしょう。

ですので、別段SEだけが「ブラック企業 」が多い。という訳ではないと思ってます。
ですが、「高稼働」や「徹夜」という条件が当てはまらなくても、「従業員にとっていい会社とは言えない」という会社があります。

そこで、（個人の見解ですが）「こんな会社は（従業員が幸せになれない。という意味で）ブラック？」と疑ってしまう会社のをいくつか挙げたいと思います。

1. 離職率がとても高い

離職率が高いというのは、社員が会社を（しかも2〜3年という短い期間で）辞めてしまう何らかの要因が会社にあるのではないでしょうか？年がら年中社員募集の広告を出している会社（事業拡大中の為人を増やしている。。という理由の場合もあるかもしれませんが。。）は応募する前に調べてみた方がいいかもしれません！！

2. （参加必須の）イベントがとても多い

忘年会や新年会などの飲み会ならともかく、休日などまで、参加必須！という雰囲気のイベントが多すぎるのは考えものです。。（プライベートは大事にしたい。。ですよね）

3. やたら社員同士の「絆」を強調する

もちろん、社内の人間関係が良好なのは良いことです。ですが、面接や会社の紹介等で「うちは社員皆、仲がいい！」
「アットホームな雰囲気が、うちの会社のいい所！」と仲の良さばかりを強調されると、「。。。。他に良い所はないのか？」と個人的には疑いたくなります。

いかがでしょうか？

上記の例は個人の見解なので、人によってそれぞれ感じ方は違うでしょう。
色々述べましたが、極論を言えば、「（その会社が）ブラックかどうか？」は自分で決める事かもしれません。

ですので、新卒・転職問わず、入社してから「こんなはずじゃなかった。。」と後悔しない為に、面接を受ける前にその会社の情報をできるだけ収集したり、面接を受ける前に予め確認しておきたい事を纏めておいたりすると見えてくることがあると思います。

転職活動は自分自身のために行うものです！
絶対に悔いの残らないように、チャレンジしましょう！

そのためにも様々なサイトに登録をして、いろんな企業を見て比較することが大切です。